胃腸は循環器の疾患に良いとされ、最近はアレルギー疾患への効果も注目されています。主な薬効成分は、クロロフィル、タンニン、シネオールや精油成分などがあります。
 クロロフィルには傷を癒し、体の細胞組織を再生する働きがあります。胃腸の粘膜の傷やただれを改善するので、潰瘍を治したり、出血を伴う症状を抑えます。

 
 よもぎのタンニンには解毒作用があり、体内の有害物質を排せつする働きがあります。吐き気や下痢にも良いそうです。また、よもぎの薬効成分には血液を浄化する浄血作用があり、クロロフィルやタンニンのほかに10種類以上の酵素を含んでいて、それらとの相乗作用で血液中の不要な物質である脂質や、化学物質等を体外へ排出してくれます。血液が浄化されるので、高血圧や動脈硬化などの循環器系の生活習慣病の予防にも役立つとされています。

(このあと病気一覧向けの胃腸って何にとぶリンクが有)