アトピー性皮膚炎の人は、ゆっくりと入浴し、発汗機能を高めることが治療法として有効とされています。その時、よもぎの葉をお風呂に入れると更に効果を高めることが出来ます。
 よもぎはお灸でもぐさとして利用されているように、鎮痛作用があり、さらに保湿作用もありますので、アトピー性皮膚炎の人だけでなく、冷え性の人の治療法としても良く効きます。

 入浴剤として利用する場合は、よもぎを一度乾燥させてからネットなどに一掴みほど入れお風呂に浸します。
 中国の伝統医学では、自分の暮らしている環境にあるものが体に良いとされているので、近所に自生しているよもぎがあれば、さらにアトピー性皮膚炎の治療法として効果的です。

 温度差がかゆみの原因となっている人は、お風呂の温度を季節ごとに調節して入浴することが大切になってきます。また、東洋医学でもアトピーの治療法は体を温め、血行を良くする事とされています。しかし、血行が良くなっても体に水分と養分を運ぶ血液自体が汚れていては逆効果です。
 浄血効果・デトックス効果が高いよもぎは、内部から体質を改善できる薬草なのです。